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<Mより発信>
 元コープこうべ理事長、日本生協連第5代会長で、“ミスター生協”とも呼ばれた高村勣さんは昨年(2015年)3/15に逝去され、7/5(日)に追悼展が有志の実行委員会により、コープこうべ生活文化センターを会場にして開催されました。高村さんの生前の活動をふりかえるパネル展示と追悼展にあわせて発行する『髙村勣随想集 生協人間 追悼展特別編集版』の編集にあたり、資料室に保存されてある日本生協連の発行物を存分に活用していただきました。『高村勣随想集 生協人間 追悼展特別編集版』は、追悼展実行委員会が運営募金協力者への配布・当日会場販売用に発行されましたが、さらにもう一回り多くの生協や協同組合について学びたい方々にご活用をいただくため、1周忌を迎えたこの3月に再版されました。

 資料室に戦後まもない時期に出された賀川豊彦の『協同組合の理論と実際』のミニパンフレットの現物があり、灘購買利用組合で働き始めた高村さんが「この小冊子によって腰掛けのつもりがとうとう50年もこの生協で働き続けることになった」ものだとわかって、復刻出版に協力したこともあり、そのエピソードを特別編集版に再録をおすすめしてコープ出版の了解も得て実現した次第です。
 生協の運動と事業を双心円に例えた「矛盾への挑戦」などを読んでいただけば、日本生協連を経営主義に転換させてしまったのが高村さんだという先入観がある方も、きっと目からうろこになるはずです。

 日本生協連の全国生協の役職員向け書籍共同購入企画の初夏のブックフェアでの取り扱い(6/10注文締切り)もされています。現役の役職員は、共同購入価格の割引もありますので、そちらでのご利用をおすすめいたします。なお、その他のご希望の方にも、有償(1冊1,000円+送料)で頒布するとのことです。

【文献紹介】『髙村勣随想集 生協人間 追悼展特別編集版』

 以下、実行委員会が再版にあたって出されたチラシから引用してご紹介します。 なお、高村勣さんの苗字については、ハシゴダカの「髙村」が正字です。
編集:髙村勣さん追悼展実行委員会/発行:(株)甲南堂印刷
規格:A5判・128頁/発行日:2016年3月15日(再版)
 
戦後の混乱の中、腰掛けのつもりで灘購買組合で働き始めた筆者は、新入職員教育で与えられた賀川豊彦の『協同組合の理論と実際』に衝撃を受けて生協に囚われの身となった(「賀川豊彦との出会い」)。神戸の焼け跡を一軒一軒訪ね、組合員を再組織する仕事が生協人生の原点(「初心」)。他社に先駆けたスーパー式店舗導入など、生協発展の基礎を築いた(「Seer」)。
 生協の運動と事業を双心円に例えた「矛盾への挑戦」、日本生協連会長として生協規制の矢面に立った「生協あり方懇」の答申を受けた「雲の上に青空」など、コープこうべに働く若い仲間たちのために職員内報『にじの友』に書き続けたエッセイを中心とした51本。
 既刊の『生協人間』(3冊)未掲載の原稿も多数掲載。神戸新聞に10回連載された「トップの肖像」(1990年)がまとめて読めるのも貴重。個人史を超えて、戦後の生協発展期の歴史を学ぶのにも最適の1冊。

<著者紹介>
髙村 勣(たかむら・いさお)● 元コープこうべ理事長・日本生協連会長。元神戸市社協理事長。1923年、大阪生まれ。46年、コープこうべの前身である灘購買組合入所以来、生協一筋の“生協人間”。85~93年、日本生協連会長。退任後は、パソコンや写真などにも積極的に挑戦。著書に、『生協人間』『生協経営論』など。2015年3月15日、召天。

<主な目次>
第1部  まど:『にじの友』(コープこうべ職員内報)
第2部  随想:①赤えんぴつ(『運営通信』)
     ②思い出の数々と賀川豊彦
       (『生協運動 想いで集』:コープ出版㈱)
     ③近頃あれこれ(『新版・生協人間』)
     ④写心展(写真展パンフ)
第3部  新聞報道:トップの肖像・評伝・追想メモリアル(神戸新聞)
※なお、4月に起きた熊本地震を受けて、「地震と生協」(『生協運動 想いで集』:コープ出版㈱)の文章を特別付録(別冊)としてつけて配本することにしたとのことです。

<頒布の詳細は以下>
頒布価格:1,000円(税込) + 送料(4冊まで100円)
  ※5冊以上は送料500円
申 込 先:株式会社 甲南堂印刷
  ※頒布のみで、書店などでは販売しておりません。
申込方法: 郵便振替口座に代金(送料込)をお振り込みください(手数料はご負担ください)。
  加入者名:水落 稔(ミズオチ ミノル)
  口座記号番号:00930-5-275675
※その他、書籍に関するお問い合わせは、追悼展実行委員会事務局・橋口まで(Email:f-hassyアットnifty.com)

なお、実行委員会事務局による「生協人間」フェイスブックページも開設されました。様々なエピソードも連載されていますので、そちらもお目通しをおすすめいたします。
 「生協人間」フェイスブックページはこちら

【2016/05/25 12:55】 | 文献紹介
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