<Mより発信>
2009年度にコープ商品の歴史年表作成の依頼があり、完成後、職員向けの部内報に関連してコープ商品の歴史コラムを2010年度の1年間連載した。その最終回に編集後記に、歴史を記憶する重要性について書いた。そこで引用させていただいた大江健三郎さんの文章を読み直すと、昨年の3.11以降に大江さんが決意し、「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産継承の会」の設立を呼びかけられたことを、あらためて理解することができた。以下、私の文章とともにご紹介したい。

最近読んだ大江健三郎氏のノーベル賞記念講演を収録した岩波新書『あいまいな日本の私』の中に深く共感したところがあったので、以下、ご紹介させていただきます。
「ヤーコブ・ブルクハルトという歴史家を読みたいと思っています。かれはニーチェと同じバーゼルの大学で永く教えた人です。ブルクハルトのほうがずっと年上ですけれど。若いニーチェが、現在は革命の時代だ、どんどんヨーロッパは変わっていくんだということをいった。そして、人間は歴史から苦しいこと、悲しいこと、いたましいことを覚えている、それに縛られてしまっている。そういう歴史は忘れて新しい歴史に向かって進み出ていこうじゃないか、それが新しい時代への生き方じゃないかとも書いた。簡単にいえばそうです。それに対して、同じ大学にいた、年取ったブルクハルトは、そうじゃない、と穏やかに反論しました。われわれは忘れちゃいけない、歴史を記憶していくことが重要なんだ、それが人間のやるべきことで、将来の道を探る方法でもあるということを書きました。そして、歴史はエモーショナルに、感情的にとらえてしまってはダメで、冷静に歴史の事実を受けとめて、それを記憶し続けることが重要なんだといったのでした。」
生協に関わる人が過去の歴史から十分に学んだ上で新しい道を切り開いていく時に、資料室がお役に立つところになりたいと決意をあらたにしています。資料室のアーカイブ機能とライブラリ機能の両方を高めていけるように努力します。

【2012/02/03 12:25】 | 未分類
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Kより
「過去の歴史から十分に学んだ上で新しい道を切り開いていく」・・・同感です。
Mさん、これからも頑張ってください。


★Kさま
Mより
共感のコメントを有難うございます。例会の報告記事アップ、もう少々お待ちくださいませm(_ _)m


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コメント
この記事へのコメント
「過去の歴史から十分に学んだ上で新しい道を切り開いていく」・・・同感です。
Mさん、これからも頑張ってください。
2012/02/17(Fri) 16:40 | URL  | Kより #-[ 編集]
★Kさま
共感のコメントを有難うございます。例会の報告記事アップ、もう少々お待ちくださいませm(_ _)m
2012/02/20(Mon) 01:28 | URL  | Mより #9I5CiGdQ[ 編集]
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