1986『協同組合あんな話こんな話』表紙トリミング20%縮小.jpg
<Mより発信>
兵協連=兵庫県生活協同組合連合会が創立35周年記念誌として発行したのが標記の書籍である。編集委員会の委員長は当時、神戸大学教授で日本協同組合学会会長の山本修氏。兵庫県生協連には現在も会員として近畿労働金庫・兵庫地区統轄本部や全国農業協同組合連合会・兵庫県本部が加入している。その組織的な特徴を生かして、生協だけでなく、協同組合全体の話題を盛り込んだ記念誌が作成できたようだ。
兵庫県生協連のWebサイトはこちら
冒頭の写真は、表紙を一部トリミングしたもの。明治時代の錦絵で灘神戸生協生活文化センター所蔵の大阪錦屋嘉兵衛「摂州・神戸海岸繁栄図」を使ったもの。
1986年発行であり、兵庫県生協連に確認したところ絶版で在庫もないとのことだった。日本生協連の資料室にはあるので閲覧は可能である。面白い資料なので目次を紹介したい。

【『協同組合あんな話 こんな話』の目次】
発刊にあたって・・・・・・高村 勤
はしがき・・・・・・山本 修
第1章 由来そしてはじまり
COOPの語源は牢獄?!(中久保邦夫)
『一人は万人のために、万人は一人のために』の由来は?(古野 健治)
協同のシンボルイラスト=ロバの絵の由来は?(古野 健治)
赤色はソビエト、紫はカトリック、虹の旗の由来(平松 泰典)
国際協同組合デーはいつはじまった?(平松 泰典)
倉庫から始まった生協の店舗(辻川 忠隆)
御用聞き制を初めて実施した組合は?(辻川 忠隆)
本邦初の利用高割り戻し率は0.73%(辻川 忠隆)
初期の生協取り扱い商品は?(古野 健治)
生協運動への妨害行動の最初は?(辻川 忠隆)
第2章 協同組合のルーツをさぐる
日本の協同組合のはじまり(武内 哲夫)
日本の生協のはじまり(涌井安太郎)
共済生協の源流をたずねて(祖父江 泰)
医療生協のルーツをたずねて(篠崎 次男)
大学生協のはじまり(平松 泰典)
労働金庫のルーツをたずねて(涌井安太郎)
農業協同組合の誕生(加藤 整)
付・伊藤長次郎伝(加藤 整)
漁業協同組合の誕生(佃 三郎)
生協法の成り立ち(勝部 欣一)
世界の協同組合法(山本 修)
第3章 協同組合よもやま話
ユニーク生協・今昔(平松 泰典)
生協とお酒(涌井安太郎)
婦人と生協運動(涌井安太郎)
協同組合と文学(涌井安太郎)
産業組合・協同組合・消費組合-用語の変遷(加藤 整)
ロッチデールを訪れた元・会津藩士(平松 泰典)
ロッチデール公正先駆者組合の神話(友貞安太郎)
第4章 あとがきにかえて
協同組合原則の成り立ち(涌井安太郎)
兵協連・兵庫県市街地購買組合連合会のこと(涌井安太郎)
付録
参考資料一覧 
年表
索引(人名・組合名)

なお、発行時以降、調査研究がすすんだところもあるので、勉強をするきっかけとして関連していろいろと調べるとよいと思う。
以上

【2011/08/26 18:25】 | 文献紹介
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Kより
この本をMさんから紹介いただき読みました。「協同組合あんな話、こんな話」という題名がついていますが、中身は学術的レベルの内容と思えました。知らなかったことも多く、興味深く読みました。私は特に「大原幽学」に興味を覚えました。協同組合を今までより、いろいろな角度から学ぶキッカケになりそうです。 Kより

★Kさま
Mより
兵庫県生協連に問い合わせたところ、倉庫をくまなく探していただき、5冊残っていた在庫のうち、2冊をこちらに送っていただき、綺麗な表紙をスキャンできたので、冒頭にアップできた次第です。本当は左側にもう少し長く絵が続いているのですが、資料室にあるカラースキャナーでは表紙を全開にしたサイズがとれないのです。ですから、現状で絵のバランスのよいとり方を考えてスキャンしました。それでも開港してまもない神戸の港の賑わいがわかる興味深い錦絵だと思います。
内容については綺羅星のような皆さんが素晴らしい内容で書いたものがぎゅっとつまっています。勉強会のみんなで回覧して読むとよいと思います。
「大原幽学記念館」の見学ツアーとかを企画できたらいいですね。ホームページのURLを名前欄に入れておきますね。

協同組合あんな話こんな話
hiramatu taisuke
本誌(協同組合あんな話こんな話)を編集した者です。コープこうべ協同学苑の協同棟(研究機構所管)に数十冊在庫しているはずです。

★hiramatuさま
Mより
コメント有難うございますm(_ _)m先にメールでお返事させていただきましたが、こちらにも記録を残すために返事コメントを入れておきます。
『協同組合あんな話こんな話』を文献紹介するにあたり、表紙の綺麗なものがなかったので在庫があれば送っていただこうと兵庫県生協連に電話でお願いしたところ、女性の職員さんが地下の資料室まで探して3冊ほど送ってくださいました。
兵庫県生協連でこの本の後に発行された『私たちが考える生活協同組合論20の扉』(1994年9月刊)も興味深い本だと思いました。
また、何かありましたらよろしくお願い申し上げます。

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この記事へのコメント
この本をMさんから紹介いただき読みました。「協同組合あんな話、こんな話」という題名がついていますが、中身は学術的レベルの内容と思えました。知らなかったことも多く、興味深く読みました。私は特に「大原幽学」に興味を覚えました。協同組合を今までより、いろいろな角度から学ぶキッカケになりそうです。 Kより
2011/08/29(Mon) 10:38 | URL  | Kより #-[ 編集]
★Kさま
兵庫県生協連に問い合わせたところ、倉庫をくまなく探していただき、5冊残っていた在庫のうち、2冊をこちらに送っていただき、綺麗な表紙をスキャンできたので、冒頭にアップできた次第です。本当は左側にもう少し長く絵が続いているのですが、資料室にあるカラースキャナーでは表紙を全開にしたサイズがとれないのです。ですから、現状で絵のバランスのよいとり方を考えてスキャンしました。それでも開港してまもない神戸の港の賑わいがわかる興味深い錦絵だと思います。
内容については綺羅星のような皆さんが素晴らしい内容で書いたものがぎゅっとつまっています。勉強会のみんなで回覧して読むとよいと思います。
「大原幽学記念館」の見学ツアーとかを企画できたらいいですね。ホームページのURLを名前欄に入れておきますね。
2011/08/31(Wed) 18:38 | URL  | Mより #9I5CiGdQ[ 編集]
協同組合あんな話こんな話
本誌(協同組合あんな話こんな話)を編集した者です。コープこうべ協同学苑の協同棟(研究機構所管)に数十冊在庫しているはずです。
2012/07/08(Sun) 05:17 | URL  | hiramatu taisuke #-[ 編集]
★hiramatuさま
コメント有難うございますm(_ _)m先にメールでお返事させていただきましたが、こちらにも記録を残すために返事コメントを入れておきます。
『協同組合あんな話こんな話』を文献紹介するにあたり、表紙の綺麗なものがなかったので在庫があれば送っていただこうと兵庫県生協連に電話でお願いしたところ、女性の職員さんが地下の資料室まで探して3冊ほど送ってくださいました。
兵庫県生協連でこの本の後に発行された『私たちが考える生活協同組合論20の扉』(1994年9月刊)も興味深い本だと思いました。
また、何かありましたらよろしくお願い申し上げます。
2012/07/25(Wed) 19:13 | URL  | Mより #9I5CiGdQ[ 編集]
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