<Mより発信>
『事業連30年・中央支所20年記念誌』より引き続きのご紹介。第2回例会講師の斎藤嘉璋氏の寄稿分のご紹介をもってこの連載を締め括る。
【『事業連30年・中央支所20年記念誌』より斎藤嘉璋「コープ洗剤開発のころ」】
事業連と日生協が合併した折(1965年)に、両連の職員が交流した方が良かろうということで私と田近さん(現、日生協健保組合)が交替し、新事業部配属となった。嶋根部長や安濃次長(故人)とは事業連のころからCO-OPマークづくりや商品デザインのお手伝いで親しくしており、最初から楽しく仕事させていただいた。
思い出の一つは、コープ洗剤としてのCO-OPソフトの開発ですが、これは環境問題から取りあげた運動商品であり、全国5,000人の組合員テストをしたということで初めての本格的なCO-OP商品といわれますが、その裏話です。新米の雑貨担当として、当時“くみあい石鹸”をつくっていたL社に農協なみに生協にも御協力をとお願いしました。いいでしょうということで話は進みましたが、途中で農協さんは県経済連を通すが、日生協は単協直である、経済連帖合の分だけ同じものが生協の方が安くなる、それは困るということで商談がこわれました。その後、アデカさんの御協力を得てABSではないLASの洗剤が開発されるのですが、“指導三段、事業二段”の組織原則は正しいと確信したものです。もう一つ、当時は組合員テストといっても各生協に班組織は不十分で、商品委員会等もありません。家庭会活動の一つとしての商品活動なので、日生協婦人部協議会に結集する皆さんとお願いし、単協の家庭会をまわりました。台所洗剤(CO-OP K)では試作品と汚れ物をもって、アデカの研究室の星名さん(現コープクリーン)などと灘神戸生協の家庭会に行きました。大勢の方が市販品との比較眼かくしテストをし、その結果わが試作品が優秀となった時は、組合員の皆さんも拍手し、永谷晴子さん(現、日生協顧問)から「良かったわね」と云われ本当にうれしかったものです。
NB商品の共同仕入からCO-OP商品の開発・発売元へと日生協事業の転換期であり、会員の皆様には大変熱っぽい論議を協力をいただきました。そのなかで安濃さんの奮闘ぶりも特記すべきものでしたが、30周年をともに祝えないことが大変残念です。
(日本生協連総合企画室)
以上
(Mより追記)
コープ洗剤第一号として開発された「CO-OPソフト」の写真をご紹介しておく。
1966_ソフト.jpg
(1)中林貞男氏
(2)大竹清氏
(3)石黒武重氏
(4)杉本時哉氏
(5)岡本好廣氏
(6)浜田吉人氏
(7)大谷正夫氏
(8)井川 章氏
(9)勝部欣一氏

【2010/08/18 12:13】 | アーカイブ
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