20170721講師の林田光弘さん
<Kより発信>
 「ヒバクシャ国際署名」は、震災復興募金と同様に、日本生協連、コープ共済連、日生協労組の共同で職員に呼びかける取り組みとなります。林田さんは、SEALDsメンバーとして活動され、長崎の被爆3世として被団協の役員から乞われてキャンペーンリーダーとなって活動しています。(以下、林田さんのfacebookでの記事より)
 核兵器や化学兵器、生物兵器は「大量破壊兵器」と呼ばれますが、核兵器以外のものは禁止条約が存在します。かつて、「対人地雷禁止条約」が作られる際、今の核兵器と同様に「条約なんて作っても主要国は参加しない、そんなの意味がない」と言われていました。しかしながら、禁止条約が出来てから、「地雷は悪いものだ」という大キャンペーンが始まりました。すると、主要国のほとんどが使用していた対人地雷が今では使用国は数カ国に激減しました。この流れの軸となったのは「禁止条約」でした。核兵器禁止条約も、同じように、まずは条約を作ることで、世界共通の「使ってはいけないもの」と言う物差しを作るところから始めなければなりません。あとは、「どの国であっても核兵器は許せない」というキャンペーンを進めていくのです。
 生協の平和活動の歴史を踏まえた企画です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
【2017年度第1回例会(7/21)のご案内】
テーマ:核兵器禁止条約の制定を求める「ヒバクシャ国際署名」を成功させよう!  
講師:林田 光弘 さん(「ヒバクシャ国際署名」キャンペーンリーダー、元SEALDsメンバー、明治学院大学大学院生) 
日時:2017年 7月21日(金)
 第1部 18:00~19:30
 第2部 19:45~21:00で簡単な交流会を行います。
 (飲み物・つまみ付き)
会場:日本生協連コーププラザ2F 震災対策室
参加費:無料
(但し、第2部交流会参加費の500円をお願いします)

<参加申込方法>
 JCCU協同組合塾には、誰でも参加できます。ご存知の幹事メンバーにご連絡ください。準備の関係上、第2部交流会の出欠もあわせてご連絡ください。
 また、「こくちーず(告知's)」というシステムを使う参加申し込みの受け付けもしています。下記のイベントページの申し込みフォームから、参加申し込み登録をお願いします。
JCCU協同組合塾イベントページ
念のため、URLは以下の通り。
http://kokucheese.com/event/index/475688/
以上

【2017/06/29 23:51】 | 企画予定
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日本生協連25周年記念の虹の小旗等15%縮小
<Mより発信>
 6/2のgoogleのトップページは「ギルバート・ベイカー 生誕66周年」ということで、虹の旗が縫われる動画がロゴになっていた。性的少数者(LGBT)の活動のシンボルのレインボーフラッグをデザインしたことで有名ということからだ。「世界のGoogleトップロゴ観察」さんの記事Wikipediaの「レインボーフラッグ (LGBT)」より引用しながら以下、ご紹介する。
 Gilbert Bakerさんはアメリカの美術家で、人権活動家。1951年6月2日に生まれ、2017年3月30日に逝去され、生誕66周年ということでとりあげられた。Gilbert Bakerさんは軍隊時代に「ゲイ」の人権運動が盛んなサンフランシスコに駐留。彼自身も「ゲイ」であり、除隊後にゲイの人権活動や反戦運動に参加した。1978年6月25日にサンフランシスコで行われた「Gay Freedom Day Parade:ゲイ・フリーダムデイ・パレード」で初めて使用された。
 最初は8色でデザインされ、以下のような意味が込められていたという。▼ピンク Sexuality:セクシャリティ、▼赤 Life:生命、▼橙 Healing:癒し、▼ 黄 Sunlight:太陽、▼緑 Nature:自然、▼ターコイズ(青緑) Magic/Art:魔術 / 芸術、▼藍 Serenity/harmony:平穏 / 調和、▼紫 Spirit (精神)。
 最初の一枚は、30人もの仲間が集まり、生地を手染めして縫い上げたと言われている。その後、運動は世界に広まり、レインボーフラッグも広く周知されていくが、そうなると、大量のフラッグが必要となった。そこで、どの地域でも入手のしやすい生地などの点から見直しが行われ、現在では「6色構成の旗(赤、橙、黄、緑、青、紫)」が一般的となった。(ピンクとターコイズが除かれて、藍色が青色に変更された。また、この旗の公式な向きは自然の虹と同じく横方向に色が流れて赤を上にした状態が正しいとのこと。)
 Wikipediaの「レインボーフラッグ」では、現在使用されているレインボーフラッグには以下のものがあるとする。
1.平和を象徴する旗の名称 (1961年頃考案):「平和のイタリア語.PACE (パーチェ)」と白抜きがあり下の虹は紫からの配色で7色。Flag of the Paceの画像はこちら
2.LGBTコミュニティを象徴する旗の名称(1978年発案)。
3.南アフリカ共和国の国旗 (1994年制定) の通称。
4.ロシアユダヤ自治州の州旗 (1996年制定) 。
120px-PACE-flag_svg

 かつて協同組合のシンボルだった虹の旗だが、現在では使われていないとされてしまったのだろうか?
 そもそも七色の虹が協同組合のシンボルとなったのは、第一次世界大戦後だ。旧約聖書に「ノアの大洪水のあと人々が助け合う姿を見て、神が虹をあらわした」とあることから、不戦の誓いと重ねて虹を平和と協同のシンボルとすることを数年の議論の末に決定し、1924年のベルギー・ゲントで開催された第11回ICA大会から公式に使われてきた(日本生協連の通信教育「入門コース」(2013年改訂版)の記述を確定させる際、生協総合研究所研究員の鈴木岳さんにも見ていただいて正確な表現に変更しているが、決定は中央委員会で、公式使用がこの大会)。
 冒頭の写真の上にあるのが日本生協連創立25周年記念で役職員に配布された虹の小旗で、下は1961年発行の『灘生協四十年』(合併して灘神戸生協になる前、現在のコープこうべ)が赤から紫までの7色の虹を表紙にしているのを撮影。(Wikipediaの「国際協同組合同盟」にある虹の配色と比べると、ターコイズブルーと薄紫が違っていて、これについてもまた調べる価値はありそうだ。)そしてまた、2001年決定のICAロゴでも6色の虹が基調に使われている。
2001年決定のICAロゴ
 ところが2012年の国連・国際協同組合年を契機にICAのロゴが見直されることになり、2013年に「グローバル・コープマーク」が制定され、虹を基調に使うことがなくなっていた。また「COOP」とハイフンなしの表記がデザインの基調になったのはハイフンなしだと「監獄」というスラングになってしまう英語圏中心の考え方ではなくなっていることがうかがえた。時代の変化を痛感させられる。
2013グローバルコープマーク85%縮小.jpg

 日本における虹の旗の普及については勝部欣一さんが『虹の歩み』の中で書いている(以前紹介した記事はこちら)。
 勝部さんは家庭購買組合の組合員の家庭に育った。東大生協を創設し、日本協同組合同盟に就職。協同組合運動が分断されて同盟が生協だけの指導機関になり、生協法制定を求めて実現し、日本生協連設立という最中にいた若手事務局だった。1953年にユネスコの勤労者奨学金試験に合格してイギリスを中心としてヨーロッパに留学し、国際協同組合青年大会に出席した際に会場や街中にはりめぐらされた虹の旗に感激。帰国するとすぐ、虹の旗やバッジの普及を提案し、日本のあらゆるところへ虹が出るようになったと、自著のタイトルとのからみでまえがきに言及している。
勝部欣一氏の自叙伝『虹の歩み』表紙
 残念ながら「日本のあらゆるところへ虹」という状況は今ではなくなってしまった。LGBTの活動が世界に広がる中で虹の旗(レインボーフラッグ)がシンボルとしてアレンジもされながら認知度も上がっていったため、ICA等はイメージの混同を避けるために長く使われた「虹」を象徴として使うことをやめることにしたのではないかと推測している。
 しかしながら、協同組合運動の歴史をきちんと踏まえるためにも、協同組合の象徴の虹の記憶を継承していきたいと思う。
(追記)
2011年6月にも「虹の旗(協同組合旗)の由来について(追記あり) 」という記事を書いています。そこからのリンクも含めてご参照くださると有難いです。

【2017/06/05 23:21】 | 情報
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