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20110127第5回後の交流会①再縮小.jpg
<Mより発信>
1/27(木)にJCCU協同組合塾2010年度第5回例会が開催された。今年度の最終回ということもあり、交流会の際に記念写真を撮影したのでそれもアップがてら簡単にご報告したい。
【JCCU協同組合塾2010年度第5回例会の簡単報告】
テーマ:「日本の生活協同組合の歴史(後編)
~日本生協連創立から現在まで~」
講 師:齋藤 嘉璋 氏 元日本生協連常務理事

7月の例会の「日本の生活協同組合の歴史」が前編となり、後編のご相談をした際に日本生協連で働いていたお立場で創立から現在までを語っていただくことにした。
その関係で、斎藤氏自身が生協でどの時期にどのように働いてきたかということを個人史的にお話をしていただいた。このように、文字で読むのではなく、語っていただいたものを集積して分析する学問が「オーラルヒストリー」ということで注目されているようで、このような機会を得たことで、さらに文献を奥深く読み込んでいけるのだと実感した。
参加者は第一部が日生協職員、外部の協同組合関係者、学者、研究者などの29人の皆さん。韓国のicoop連合会の金亨美さんや韓国人留学生の方、韓国籍の日生協職員の3人のご参加があることから、講師の斎藤嘉璋さんの著書を踏まえた英語版の『現代日本生協運動小史』が日生協の英語版の公式サイトに掲載されていることも紹介された。
日生協の英語版の公式サイトはこちら→リンクされている「A Brief Chronicle of the Modern Japanese Consumer Cooperative Movement」をご参照ください。

第一部終了時に今年度の皆勤・精勤賞の授与式も行い、13人の方が受賞した。皆勤賞は幹事3名と前回の講師の伴武澄さん、千葉大学の伊丹謙太郎さんの5人。皆勤賞の本はこちら
第二部の交流会には18人が参加し、乾杯前に記念撮影。今年度最後とあって、コーププラザの「しん川」さんのオードブルも並んで歓談が盛り上がった。
詳細の報告はK代表のアップをお待ちください。
以上
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【2011/02/04 19:55】 | 主催企画報告
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<Mより発信>
2010年度「JCCU協同組合塾」皆勤賞の本『友愛って何や・私だけの賀川論』(辻川忠隆著)を読み終えました。
ご紹介の記事はこちら
辻川さんの豪放磊落だったご様子がなんとなく思い出されます。マルクス主義への対決姿勢をかなり強調しているところには苦笑してしまいましたが、灘神戸生協労組の経営民主化闘争あたりのくだりを読むと労務管理者の側の意識もわかるのでなるほどなぁと思いました。
私は大学の法律学科で一年間、会社法の「労働者の経営参加」をテーマにした客員教授の下でゼミにいました。イギリスの会社法では監査機関の中に労組の代表を入れています。イギリスの労働運動は労働党を支えているわけですから、あらゆる組織の執行権力の中に入りこむ志向が強いのだと思います。その志向で当時の灘神戸生協労組は理事会の上にまた機関をつくり、その中に入るように要求したのだろうし、今から思えば、日本の労使関係からするとちょっと非現実的な要求だったのではないかとと推測しました。
その時の労組の委員長だった方は、仕事でも有能でいらしたようで、その後、デパートメントストア業態に挑戦した「sheer」の店長を任されたとも聞いています。
人間がつくる組織や社会の歴史というものは、実に興味深いです。

また、「友愛」という言葉についてもいろいろと考えてしまいました。フランス革命の理念となった「自由」「平等」「博愛」の「博愛」が「友愛」にあたるとのことです。「自由」と「平等」は対立する概念であり、それを「博愛」=「友愛」が融和するという指摘は興味深かったです。フランス革命は台頭するブルジョワジーがリーダーシップをとりましたが、その後の資本主義の発展の中で資本の論理は暴走する可能性をもっているわけです。
「平等」をつきつめた社会主義国家も多くはなくなってしまった今の時代に、資本主義体制を続けながら資本の暴走に歯止めをかけ、民主主義の良い面を伸ばしていくためにも「友愛」の理念を活かしていくことの意義を感じます。

それに関連して「連帯」という理念との関係についていろいろと考えています。マイケル・ムーア監督のアメリカ社会を告発するドキュメンタリー映画をなるべく見るようにしています。「キャピタリズム」で福祉国家と呼ばれる国に取材に出かけ、税金の負担の大きさについて人々にたずねると「連帯のためさ(よ)」と答えが返ってきていました。
そういえば、ポーランドで共産党政権を倒したのは自主管理労組「連帯」で、その代表のワレサ氏が新政権の大統領になったのでした。
格差社会化がすすんでいると言われますが、人々が階層ごとの利害を超えて「連帯」できるかどうかが解決の鍵になると思っているところです。その「連帯」と「友愛」について、いろいろと考えていくことを宿題にしてみようかと思っています。

(追伸)
「キャピタリズム」では、倒産した工場をそこで働く労働者たちが再建するために労働者協同組合をつくったというエピソードも登場しています。協同組合関係者には一見の価値があると思います。

【2011/02/03 19:39】 | 文献紹介
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