<Yより発信>
 日本に一番近い国・韓国の生協運動について、皆さんはご存知ですか?
今回の学習会では、生活クラブ連合会で国際担当、1996年の日本生協連韓国調査団・団長を歴任、現在は参加型システム研究所とJC総研で客員研究員をされている韓国生協運動研究の第一人者である丸山茂樹さんを講師にお迎えし、韓国の生協運動の歴史と概況と「協同組合基本法」の内容、ソウル市の「協同組合都市-ソウル構想」の概要とその実践について解説いただきます。
 韓国では1999年に生協法が施行され、それまで任意団体や社団法人として活動していた「生協」が、生協法人として活動できることとなりました。更に、2012年に協同組合基本法が施行され、5人から協同組合を設立することができ、事実上事業範囲の制限が撤廃されて、あらゆる分野での事業活動が展開できることになり、社会的協同組合も多数誕生しました。
 また、ソウル市では、2011年に誕生した朴市長のもとで「協同組合都市-ソウル構想」が発表され「社会的経済基本条例」が制定されました。日本と同様に非正規社員化が進み、格差の拡大、貧困問題が深刻化している韓国において、ソウル市ではこれらの問題解決の大きな柱に、協同組合育成を位置づけているわけです。日本生協連では「2020年ビジョン第2期中期方針(案)」の重点課題で、「安心してくらせる地域社会づくりへの参加」を位置づけていますが、このソウル市での実践は、私たちにとっても大いに参考になると考えます。

【2015年度第2回例会(2/10)のご案内】
テーマ:「韓国における生協運動と協同組合基本法」  
講師:丸山茂樹さん(参加型システム研究所・JC総研 客員研究員) 

日時:2016年 2月10日(水)
 第1部 18時~20時
 第2部 20時~21時30分 簡単な交流会を行います。
 (飲み物・つまみ付き)
会場:日本生協連コーププラザ4F 小3会議室
参加費:無料
(但し、第2部交流会参加費の500円をお願いします)

<参加申込方法>
 JCCU協同組合塾には、誰でも参加できます。ご存知の幹事メンバーにご連絡ください。準備の関係上、第2部交流会の出欠もあわせてご連絡ください。
また、「こくちーず(告知's)」というシステムを使う参加申し込みの受け付けもしています。下記のイベントページの申し込みフォームから、参加申し込み登録をお願いします。
JCCU協同組合塾イベントページ
念のため、URLは以下の通り。
http://kokucheese.com/event/index/366626/
以上

【2016/01/12 19:07】 | 未分類
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NPT再検討会議用パンフイラスト.jpg
<Mより発信>
 1951年3/20の日本生協連の創立総会は、その前年に朝鮮戦争が勃発して米軍占領下の日本も巻き込まれ、マッカーサーが核兵器使用を考えたという緊迫した状況のもとでに開催され、「平和とよりよき生活のために」が盛り込まれた「創立宣言」とともに「平和宣言」が採択されました。
国連軍縮特別総会、国際司法裁判所の勧告的意見を引き出した「世界法廷運動」、そのことによって開催されることになったNPT再検討会議には日本から核兵器廃絶を訴える声を届けるため、生協からも代表を送り出してきています。被爆・終戦70周年にあたる今年2015年は5年に1度のNPT再検討会議が4月末から開催され、44生協から84名の代表団が派遣されました。
JCCU協同組合塾では、核兵器廃絶や平和のための活動もテーマに取り上げてきました。今年度第1回例会は、NPT再検討会議をステップに「ノーモア・ヒバクシャの想いを継承し、核兵器廃絶の声を広げよう」というテーマでNPT再検討会議に参加した方々の講演・報告で開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【2015年度第1回例会(7/30)のご案内】
テーマ:「ノーモア・ヒバクシャの想いを継承し、核兵器廃絶の声を広げよう~2015年NPT再検討会議をステップに~」  
報告①:日本生協連組合員活動部からの報告 山田浩史さん 
報告②:日本生協連労働組合代表派遣者の報告 武藤睦美さん
講演:被団協事務局次長(千葉県在住の広島の被爆者) 児玉三智子さん

日時:2015年 7月30日(木)
 第1部 18時~20時
 第2部 20時~21時30分 簡単な交流会を行います。
 (飲み物・つまみ付き)
会場:日本生協連コーププラザ2F 震災対策室
参加費:無料
(但し、第2部交流会参加費の500円をお願いします)

<参加申込方法>
 JCCU協同組合塾には、誰でも参加できます。ご存知の幹事メンバーにご連絡ください。準備の関係上、第2部交流会の出欠もあわせてご連絡ください。
また、「こくちーず(告知's)」というシステムを使う参加申し込みの受け付けもしています。下記のイベントページの申し込みフォームから、参加申し込み登録をお願いします。
JCCU協同組合塾イベントページ
念のため、URLは以下の通り。
http://kokucheese.com/event/index/313384/
以上

【2015/07/12 23:28】 | 未分類
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20140313協同組合塾山本邦雄さん(2)40%縮小
<Mより発信>
【2013年度第3回例会のご報告】概要編はこちら
ご講演要旨「山本邦雄:日本生協連職員としてスタートした生協人生を今、ふりかえる」 その1
ご講演要旨「山本邦雄:日本生協連職員としてスタートした生協人生を今、ふりかえる」 その2

【山本邦雄:日本生協連職員としてスタートした生協人生を今、ふりかえる】 その3
「最後に」 これまでの生協人生を振り返って感じていること・日本生協連に期待すること
「生協人生」に限らず、これまでの人生を振り返って思うことは学生時代に感銘を受けた本(古在由重著『思想とは何か』)の内容をどれだけ実践できたかということ。要するに、思想というのは一片の論理とか一片の理論じゃなく、現実との対応の中で自分の中で屈折しながらも生きていく、必要なことはいろいろな定義や分類を数え上げる、いわゆる学者的にいろいろな定義を出してやっていくっていうことじゃなくて、一生そう決めたことについて貫き通すか、理路整然といくらいいことを言ってもそれと全く違った行動をとっていたら何の価値もないということだと思う。ずっと学生時代から40何年以上、この本だけは持って歩いていた。節目節目でずっと、常にそのことだけは大きな判断する時は考えた。そこに書いているような立派な生き方をしたかどうかはいささか疑問だが、常にそう思っている。人間、やらなければ何の価値もないということ。
2番目に、高村元会長が『いま生協に求められるリーダーシップとは』という本で書いている以下のようなこと。「誰にでも同じリーダーの行動基準があるわけではない。それぞれに個性があり、個性発揮こそが大切であり、教えられたり、真似をしてリーダーたり得ることはない。自ら考え、自らが判断し、体当たりしていくしかない。」
僕は全くその通りだと思う。真似したりなんかしてうまくいくはずがない。1番目の思想とは何かということでも言ったが、自分で考えて自分で体当たりする以外は解決する方法がない。そここそが思想であり、哲学であるということだと思う。
日生協に期待することとして、日生協は生協の基礎知識だとか専門性を習得できる、そしてその気になれば全国の情報とかを広く知る立場にいる、それを自覚して欲しい。単協ではなかなかできないことだが、日生協にいると意識的に動けばいくらでもできる、そういう立場にいるんだよということを皆さんに自覚していただくということ。それから皆さんは優秀な人が多いと思うが、どんな素晴らしいアイディア・理想も実践して実現して生協の場で成果を上げること。そういう時だけそれが生きるということ、運動家・プロとしての覚悟を持って欲しい。日生協はそういう立場におかれているのだから。そういう気持ちを持って臨んで欲しい。そういう立場と必ず成功させてやるんだというんだという気迫、そのために何を考えるのか。上から目線でものを言っても各会員生協が聞くはずがないし、そのために今の日生協は何をするんだというようなこと。

最後にみなさんに送りたい二つの言葉
1つめは、2013年度の新書大賞の1位になった小熊英二さんの 『社会を変えるには』 (講談社現代新書)から。これを読んだきっかけは、僕はいま脱原発で官邸前集会にずっと行っているが、参加してみて僕たちが学生時代に感じたそういう運動とこれは違うな、だいぶ違うなと新しい息吹を感じた。最後に書いてあることで、「社会をつくることは楽しいことです。素敵な社会や素敵な家族や素敵な政治は待っていても取りかえてもあらわれません。自分でつくるしかないのです。面倒だ、理想論だ、信じられない、こわいという人もいるでしょう。そう思う人は今のままやっていける、このままで耐えられると思っている人たちでしょうから、これからもずっとそうして過ごしてください。いつまで続けられるかわかりません。あとはあなたが決めることです。『社会を変えるためにはあなたが変わること、あなたが変わるにはあなたが動くこと』、言い古された言葉のようですが、今ではそのことの意味が新しく生かし直される時代になってきています」という言葉。
もう1つは、「フーテンの寅さん」の映画から。僕は全部観ているが、妹のさくらの子どもの満男くんが思春期の時に、柴又の駅に寅さんを送っていく時に、別れ際に「おじさん、人間っていうのは何のために生きてるの」って聞く。寅さんがしばし考えて「俺にはめんどくさいことはわからないけど、人間は生きてるうちに何回か生きててよかったなって思うことがあるんだ。俺は人間はその時のために生きてるんだと思うよ」って言って、あばよと帰っていく。その「生きててよかったな」と思うことはやっぱり人が喜んでくれる、人のためになった、というようなことのために人間がその時に味わう喜び、そのために生きてるんじゃないのかっていうことを寅さんがあそこで言ったんじゃないのかと、僕は思っている。いつも生協で組合員に話す時は「皆さんはどう感じますか。僕はこう感じてるんです。僕は一貫してるんだけど、さっきの古在さんの話も含めて、あんまり生きるとかおおげさに思って論理を組み立てていくということよりも、今こういうことにものすごく生きがいを感じる、それはいったい何なんだろうかというようなことを考える方がいいんじゃないのか」と。私の生協人生を通しても、生協というのはその都度の人間のふれあいだし、そういうことがまとまっていくと大きな力になっていくんだというのは、実感としてそう思う。それはあきらめないことであり、やり続けるしかない。途中でやめたらそれまでのことが全部パァになるわけだから、しぶとくやるしかない。
小熊英二さんの言葉が心にざっくりきた。「やりたくなければやらなくていいよ」「しかしやろうと思ったら動かなきゃいかんよ」ということ。それを僕は官邸前の集会にずっと行っていて感じる。彼らはあんなことしたって当然経済的な利益はないし、彼らはあまり発言しないでみんなに発言させて、「いつでもそういう人たちが集まれる場所を自分たちが用意しているんです」といっている。かつてのアジテーターが引っ張りまわすような運動とは違う。そういう点は生協運動も学ぶべきところがあるんじゃないかと思う。
以上

【2014/06/10 21:11】 | 未分類
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<Mより発信>
2009年度にコープ商品の歴史年表作成の依頼があり、完成後、職員向けの部内報に関連してコープ商品の歴史コラムを2010年度の1年間連載した。その最終回に編集後記に、歴史を記憶する重要性について書いた。そこで引用させていただいた大江健三郎さんの文章を読み直すと、昨年の3.11以降に大江さんが決意し、「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産継承の会」の設立を呼びかけられたことを、あらためて理解することができた。以下、私の文章とともにご紹介したい。

最近読んだ大江健三郎氏のノーベル賞記念講演を収録した岩波新書『あいまいな日本の私』の中に深く共感したところがあったので、以下、ご紹介させていただきます。
「ヤーコブ・ブルクハルトという歴史家を読みたいと思っています。かれはニーチェと同じバーゼルの大学で永く教えた人です。ブルクハルトのほうがずっと年上ですけれど。若いニーチェが、現在は革命の時代だ、どんどんヨーロッパは変わっていくんだということをいった。そして、人間は歴史から苦しいこと、悲しいこと、いたましいことを覚えている、それに縛られてしまっている。そういう歴史は忘れて新しい歴史に向かって進み出ていこうじゃないか、それが新しい時代への生き方じゃないかとも書いた。簡単にいえばそうです。それに対して、同じ大学にいた、年取ったブルクハルトは、そうじゃない、と穏やかに反論しました。われわれは忘れちゃいけない、歴史を記憶していくことが重要なんだ、それが人間のやるべきことで、将来の道を探る方法でもあるということを書きました。そして、歴史はエモーショナルに、感情的にとらえてしまってはダメで、冷静に歴史の事実を受けとめて、それを記憶し続けることが重要なんだといったのでした。」
生協に関わる人が過去の歴史から十分に学んだ上で新しい道を切り開いていく時に、資料室がお役に立つところになりたいと決意をあらたにしています。資料室のアーカイブ機能とライブラリ機能の両方を高めていけるように努力します。

【2012/02/03 12:25】 | 未分類
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Kより
「過去の歴史から十分に学んだ上で新しい道を切り開いていく」・・・同感です。
Mさん、これからも頑張ってください。


★Kさま
Mより
共感のコメントを有難うございます。例会の報告記事アップ、もう少々お待ちくださいませm(_ _)m


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